剪紙
いただいたアンケートの中に「切り絵の作者名も欲しい。」とのご要望がありました。
残念ながら作者はわかりませんが、本日は切り絵について触れたいと思います。
中国の切り絵は、剪紙(せんし jian zhi)と呼ばれ、伝統工芸の一つです。
もともとは旧正月などの飾りであったものが、
現在では、人物、動物、植物、風景や生活などいろいろな題材で
作られるようになったそうです。
さきほど中国の方に聞いたところ、「喜」などの文字が入ったような
おめでたいものを旧正月に飾ったりするそうです。
展示されているのは『水滸伝』の豪傑たち。
小さいですが、左から武松、魯智深、花榮、宋江、公孫勝、一丈青。
(S. N.さん合ってますか?
これらを絶妙なバランスで吊り下げたのもS. N.さんです)
企画展主査S氏のコレクションからの展示です。
実は『水滸伝』も108人分あるのだそう。
こんなかわいいのもあります。
パンダのシリーズには「中國揚州剪紙」と書かれています。
地方によって少しタッチが違っていたりするようです。
(Y. M.)