大塚先生とスタッフからのひとこと(最終回)

昨日予告しました通り、本日ブログ最終回です。
以下、大塚先生とスタッフ一人一人からの一言を掲載します。
(「何か気軽な一言を」と依頼したのですが、みんな語りたいことがたくさんあるようで長文です)



中国に「八人の仙人が海を渡る」ということわざがあります。この八人が日本に渡って(途中一人が海に落ちて)七福神になったそうですが、「船を進めるのに、各自が得意な分野を受け持ち航海を行う」の意です。今回の企画展はまさしく九人が協力した成果であったと自負しています。スタッフの方々は本来の仕事があり、大塚も授業があるなか、本業に支障のない範囲でこつこつ進めて、4週間を過ごせたのだと思っています。幸い好評のようで、従来の特別展とは違った、面白い企画展でした。
スタッフの皆さま、関係者各位、ご来場くださった方々、ありがとうございました。
(大塚秀明)



今回の企画展は、約4か月で企画案の決定から開催までこぎつけることができました。企画展がほぼ1か月でしたから、嵐のような5か月だったといえるでしょう。
マンガ・アニメ・映画・ゲームを貴重書展示室に並べる、というのは前代未聞の試みでしたが、来場くださった方々のアンケート等を見ると、我々の企画の意図を理解し好意的に受け止めていただいたことがわかり、非常にうれしく思っています。
開催する側が楽しみながら準備できないようでは、来場者や電子展示の閲覧者の方々に楽しんでいただくことはできないと思います。その点、今回のスタッフは、それぞれの創意工夫で主体的に企画展に関わり、非常に自由に企画展を創りあげてきました。企画展をもっとも楽しんでいたのは実はスタッフだったかも知れませんね。
来場者をはじめ、資料を提供して下さった機関・個人、スタッフをはじめとする学内外の様々なご関係の皆様に、あつく御礼申し上げます。
(企画展WG主査 F.S.)



エノケン孫悟空」をかつて地上波で見たことがあるなどと言うと歳がバレてしまいそうですが、決して封切を劇場で見たわけではありません。エノケンの歌もよく聞きましたが、決してSP盤ではありません。
今回はこれまでになく、小学生から大人まで楽しめる、親しみやすい展示会で、スタッフも楽しみながら作業できて良かったです。
(H.H.)



スタッフの皆様、お疲れさまでした。
そして、ご覧いただいた皆様、ありがとうございました。
楽しんでいただけたでしょうか?


新庄も引退することだし、私もそろそろこのあたりが引き際かと。
今回の出来栄えをみて安心して世代交替できそうです。
(K.O.)



最後に初めて登場します。。。
ワークメンバーになって初めての展示でしたが、他の(!)メンバーの活躍で好評のうちに終了することができました。
終ってみれば入場者数も歴代3位というおまけ付きで、見にきていただいた皆様、本当にありがとうございました。これを機会にこれからも図書館をご利用いただければと思います。(ボランティアによる図書館の見学案内も随時行なっています)
(N.H.)



ブログを見てくださった方、展示会を観にきてくださった方、ありがとうございました。
今回の企画展は、研究開発室の先生と附属図書館の職員がそれぞれの持ち味を出した手作りの展示会になりました。


以下は私からみたスタッフです。
監督兼実動の劉備玄徳のような大塚先生、
それを補佐し全体の調整役の諸葛亮孔明のようなWG主査、
予算折衝や力仕事パネル作成をされたH氏、
アート感覚のこだわりで写真撮影やパネル作成指導にあたったK.O.さん、
図録の校正等に賞賛すべき注意力を発揮し講演会の準備等でもフットワークの軽いN.H.さん、
コンピュータや機器に強く図録作成から映像まで幅広く頼りにされたB.K.さん、
ポスター・チラシを担当し展示室の飾りつけにも手腕を奮ったS.N.さん、
そして「毎日書く!」を目標に素晴らしい文章力でこのブログを書き続けた展示全般担当のY.M.さん。
メンバーは幅広い年齢層ですが、高校の文化祭気分を味わいつつ、展示会が期待外れにならないことを願って作業にあたりました。


会期中1800人もの方に観覧していただけて、感謝の気持ちでいっぱいです。筑波大学の図書館を身近に感じていただけるとうれしいです。
展示室は6日から「日本の出版文化」という落ち着いた雰囲気の常設展に戻りますが、機会がありましたらどうぞお立ち寄りください。
(A.O.)



親しみあるテーマで、スタッフとしても盛り上がれた企画展になったと思います。個人的には講演会で上映された「エノケン孫悟空」の面白さに触れられたのが収穫でした。
観覧にきて下さった方、講演会にお越し下さった方、電子展示を見て下さった方、このBlogに訪れて下さった方、皆さんありがとうございました。
(B.K.)



とっても中国に行きたくなってきた。
よし。来年は成都武候祠に行くぞ!
(S.N)



いろいろなアイデアが飛び出てくる大塚先生、他のメンバーに驚かされどおしでした(K.O.さんへ私信>引退だなんて!まだまだこだわりもアイデアも盗みきれてません!)。自分たちで創り上げ、そして来場した皆さんの反応を直に感じることができ、充実した毎日でした。ご観覧いただいた皆様、ほんとうにありがとうございました。

実験的にはじめたブログについて、たくさんの方からネタを提供していただき助かりました。S.N.さんB.K.さんの協力で、期間中「毎日書く!」が達成できました。内輪ネタながらも、同時進行でお伝えしていくことの意味はあった、と確信しています。読んでくださった皆様、ありがとうございました。またいつかお会いしましょう!
(Y.M.)